​不登校の子をもつ保護者さんへ

​今までにたくさんの不登校や別室登校の児童生徒を見てきました。

　

そのほとんどは、機が熟せば自らの意志で立ち上がり自分の足で歩んでいきます。ところが、このつまずいてから立ち上がるまでのダウン期間中、黙って待っていることができず、つい手を出し口を出し、時として子どもを助けるどころか追い詰めてしまうのはわれわれ大人たちであることも。とはいえ、我が子を思うあまり居ても立ってもいられなくなってしまうのもまた親心というものなのかもしれません。​

　

子どもが助けを求めればすぐに援助できるよう準備を整えたら、​あとはどこまでも

じっくりじっと”待つ”のが親の修行。

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今まさにそんな死ぬほどつらい難行苦行に耐え忍んでいる保護者がときどき集まって、お互い支え、励まし、慰め、認め合える場を一緒に作っていきませんか？

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公認心理師・​多治見淨流寺住職　北村雄平